佐藤雄紀 / ピアニスト

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幼い頃に芽生えた才能

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きみコレ!:ピアノに出会ったきっかけは? 

雄紀さん:ピアノを習い始めたのは4歳の頃だったと思います。2人の姉が木更津のコンドー楽器に通っていたこともあり、その流れで習い始めることになりました。

きみコレ!:4歳からですか!ピアノを習うと聞くと、お坊ちゃんのような感じがしますね。

雄紀さん:そんなことはないですよ、習い始めた時のことも覚えてないですし(笑)

yukisato-01でも母が言うには、姉がピアノを大音量で練習している横でも熟睡していたそうです。小学生の頃は、よく友人と遊び、球技も楽しんでいましたね。サッカーがとても好きで、キーパーやディフェンスをよくやっていました。中高ではソフトテニス部に所属し、ボレーやスマッシュを担当する前衛をしていました。

また、帰りに寄った友人の家によく上履きを忘れて帰ってしまい、そのおばあちゃんに上履きを洗ってもらうなど、昔からかなり抜けているところがありました。今でもおばあちゃんに会うとその話をしたりします(笑)

きみコレ!:天才肌の人って、面白い一面がありますからね。

雄紀さん:いえいえ、とんでもないです(笑)

きみコレ!:現在の職業に就いたきっかけと、覚悟した瞬間を教えてください。

きっかけ&覚悟した瞬間は、東京学芸大学を受験すると決めた時です。kimitsu-yukisato106

なぜ学芸大に進学を決めたのか、そのきっかけは高校1年生の時に参加した、オープンキャンパスでした。

当時通っていた木更津高校から、夏休みにはどこか大学を見学に行きなさいと言われていたので、東京観光も出来るし、せっかくだから東京の大学に行こうぜ、と何気なく決めたのですが、大学の説明会を聞き、学芸大の緑の多いキャンパスを見学すると、この大学だ!という、強いインスピレーションを感じ、僕の心は一瞬のうちに決まってしまいました。

今ではピアノを温かく応援してくれている両親ですが、当時は音楽の道に進むことには反対でした。とてもお金がかかるし、親心から身を立てていくのが大変な世界で心配だということもあったのでしょう。だから僕もなかなか言い出すことが出来ませんでした。

kimitsu-yukisato107になって母に話を聞いたところ、高校の模試の第一志望校の欄に東京学芸大学と書いていたので、僕の気持ちは知っていたらしく、姉にも相談していたそうです。しかし、僕は音楽の道はだめだよと言われていたので、他に良い道はないかと進路についてすごく考えました。歴史が好きだったので、そういう研究も面白いかなとか。ですが、大学で何を学びたいかと考えると、やはり「ピアノ」「音楽」だったのです。決意は固いものでした。高2の終わり~高3の始まる前くらいだったでしょうか、両親に真剣な思いを全て話すと、「そこまでの気持ちなら頑張ってやってみなさい。」と応援してくれました。

このようなギリギリの時期にピアノの道に行きたいというのはかなり無謀な方で(笑)当然、ピアノを習っていた飯田先生にお話すると「何バカなことを言っているの!」と本気で怒られたのを今でも覚えています。

kimitsu-yukisato100しかし、東京学芸大学に行くと決めた日から、必死でピアノの課題曲、受験勉強、楽典、聴音、新曲視唱などの準備をしました。あの大学受験では、自分の持てる知恵とエネルギーを全て使い、本当に「やり切った」のではないかと思います。貴重な体験でした。学芸大の合格発表で自分の番号があった時の感動は、一生忘れられないでしょう。

そして東京学芸大学を卒業し、同大学院、桐朋学園大学へと進学しました。

その頃から講師として、学校でピアノや音楽を教えるようになっていきました。これまで中学生、高校生、専門学校生、短期大学生、大学生と様々な学校、様々な年代の生徒、学生と付き合い、音楽を通じて人と交流する楽しさを体感することが出来ました。音楽で人は変われる。成長出来る。優しくなれる。後に知ることになる「エル・システマ」に強く共感したのは、このような素晴らしい経験をさせてもらったからだと思っています。

僕の場合、元から「~になりたい」という夢で人生が進んできたというよりは、「ピアノ」「音楽」が好きだ!という軸と、素晴らしい人達との出会いがあって、今の仕事や生き方が生まれてきたというような感じがあります。大学受験の時には、そこまで大きく意識していなかった「教育」が学校や、素晴らしい先生との出会いから大きな軸として加わってきたという印象です。東京学芸大学という教育の大学を目指しておきながら、少しおかしな話ですが(笑)

今、このように演奏の機会を頂き、教育と深く関わって生きていけることに、とても感謝しています。

きみコレ!:これまでに自分が影響を受けたアーティストは?

ピアノ、音楽を温かく、辛抱強く教えて頂いた、飯田陽子先生、勝谷壽子先生、上原興隆先生です。音楽を心から楽しむこと、楽譜から作曲家の意図を正確に読み取り、真摯に音楽と向き合うことを教えて下さいました。僕の音楽観は、先生方の影響がとても大きいと感じています。

「ピアノ演奏芸術」を執筆した偉大なピアニストであり、リヒテルやギレリスなどを育てられた素晴らしい教育者であるゲンリッヒ・ネイガウス先生。

この本は一読の価値ありです。

kimitsu-yukisato101また、ベネズエラを「エル・システマ」という音楽教育システムで変えた、ホセ・アントニオ・アブレウ博士。とても尊敬しています。銀座のヤマハでたまたま立ち読みしていて「エル・システマ」を知りました。とても引き込まれて、即座に買って帰り、貪るようにして読みました。本当に感動的でした。僕が思っていた音楽とはこれだ!音楽にはこんなパワーがある!と強く共感しました。子ども達がオーケストラに参加して、真摯に音楽に取り組むことで、成長し、規律や協調性を学び、人の痛みがわかる情感豊かな人間に変化していき、音楽によって家族、市民へと、新たなコミュニティが生まれ、人と人とを繋ぐ力が生まれるというものでした。この感動をどうしても、教えている生徒達に見せたいなと思い、DVDを探し、音楽鑑賞の授業で見せました。生徒達の反響も大変大きく、感じるところが多かったようです。

きみコレ!:音楽になるとさすが熱いですね。雄紀さんにとって音楽 (ピアノ)とは?

雄紀さん:大好きでなくてはならないもの。僕にとっての「軸」だと思います。音楽のエネルギー、深さ、美しさにはいつもパワーをもらいます。

きみコレ!:ありがとうございます。最後にこれから音楽を学ぶ方へメッセージをください。

雄紀さん:とにかく心から楽しむことが一番大切だと思います。あとは真摯に取り組むこと。そうすれば必ず後から力はついて来ると思います。

僕に出来ることは何でも協力したいと思っています。僕も先輩方に本当によくして頂いたので!

きみコレ!:ありがとうございました。これからも君津市のPRのためにも都内での活躍を期待しています。君津市内でもコンサートをやられていると思いますので、次回、イベントなどありましたら「きみコレ!」に投稿しますので、教えて下さい。

本日はありがとうございました。
佐藤雄紀さんの最新情報はブログで確認して下さい。

佐藤雄紀のブログ(君津・ピアノ)

http://ameblo.jp/great-hero/

佐藤雄紀 プロフィール

名前:佐藤雄紀
カタカナ:サトウユウキ
愛称:ゆうき、ゆうき君
性別:男
業種:ピアノ演奏、音楽教育、ピアノ教育
玉川大学、聖徳大学、信州豊南短期大学講師
趣味:旅行、街や緑の多い所をのんびり散歩すること、友達と遊ぶこと、インテリアや雑貨を見たりすること
血液型:B型

大切にしている小物
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大学卒業の時に頂いたお祝いで購入した時計。

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仕事の時にかけるちょっと奮発したメガネ(笑)

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10年愛用している両親からもらったサイフ

生い立ち

・千葉県君津市八重原出身。新日本製鐵の社宅で生まれる。2人の姉がヤマハ音楽教室に通っていたことをきっかけに、木更津のコンド―楽器で4歳頃ピアノを始める。
・君津市立南子安小学校卒業。君津市立君津中学校卒業。
・千葉県立木更津高等学校卒業。同校の学生歌「若き獅子」を作曲。
・高等学校卒業まで君津で18年間を過ごす。
・東京学芸大学教育学部芸術文化課程音楽専攻卒業。同大学院修了。
・日本学生支援機構より大学院在学中の業績を認められ、大学院第一種奨学金の返還を全額免除される。その後、桐朋学園大学カレッジ・ディプロマコースピアノ専攻で4年間研鑽を積み、コース修了。
・千葉日報社主催 第6回 ちば音楽コンクール 優秀賞受賞。
・第27回 ソレイユ音楽コンクール 第1位、音楽現代新人賞を受賞。副賞により国際夏期音楽アカデミーウィーン= プラハ= ブダペストに招待される。イェネ・ヤンドー、ゴッドリーブ・ヴァリッシュのマスタークラスを修了。
・2009年、2011年と来日したウィーン・ラズモフスキー弦楽四重奏団と共演する。
・2013年 白寿ホールにてソロリサイタルを開催。2015年12月にも白寿ホールにてソロリサイタルを開催予定。出身地の君津や東京でコンサートに出演している。これまで飯田陽子、勝谷壽子、上原興隆の各氏に師事。
・現在、玉川大学、聖徳大学、信州豊南短期大学講師、ソレイユ音楽事務所専属アーティスト

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  • 世帯 38,370世帯
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